物理学で、力にはさまざまな名前が与えられている。どれも本質的には、物体の運動を変えるという点で同じだが、その発生プロセスやそれによって起こる現象が異なることから、それぞれ使い分けられる。
ここでは、どんな種類の力が物理学に存在するか列挙してみる。そして、上演力学で応用するとすればどのような現象の説明に使えるか考える。
力の列挙
浮かび上がってくる仮説たち
「張力」から考える仮説
- 物理学の定義: 糸などがピンと引き合い、緊張を維持する力。
- 上演力学への応用:数人で場を形成しているときに生じる力。
- 数人で歩いているとき、そのうちの1人が靴紐を結ぶ。他の数人はおしゃべりしながら進んでいく。しかし、歩く速度は自然と少し遅くなる。これは、遅れた1人との張力を感じているからだ。
- 靴紐を結んでいる方にも張力は働いて(引っ張られて)おり、早く結ぼうと焦りが生まれる。結び終えると、輪ゴムがパチンと元に戻るように加速度をつけ、急ぎ足で集団に戻る。そして、元々の速度に戻って集団は再び歩いていく。
- ここで言えるのは、まず俳優は数人で集まると場を形成するということ。そして、場は中心に向かって張力を持っているということ。
- この原理を応用して、場の張力に反発する人物をつくることで力を可視化できる。
「弾性力」から考える仮説
- 物理学の定義: バネや弓など、変形した物体が元に戻ろうとする力。